目前の転職だけ考えると失敗する
不満が原因で転職するのは良くないとよく言いますね。
キャリアプランを十分に考えた上で転職する方が面接でも通りやすいし、転職後のミスマッチに苦しむこともありません。
私が実践した、30代向け、ホップステップジャンプの転職理論をご紹介します。
ホップ
現在地をホップの段階とします。
ステップ
目前の転職です。
ジャンプ
将来どうなっていたいか?大体40代のイメージです(IT業界は転職が多いので、30代のうちに2度目の転職すると想定します)。
40代になってからの転職は年収が上がりにくいため、出来るだけ40手前で自分の理想のステータスになっていることが望ましいです。
①ホップ、②ステップ、③ジャンプそれぞれを明確にするために、
①と②、②と③、そして①と③は繋がってるか?と考えます。
私の場合
ホップステップジャンプにブレはないか?を下記のように吟味しました。
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ホップ
新卒で入ったITベンチャー。給与に不満あり。
資格取得し、スキルを磨いている最中。
↑↓
ステップ
大手企業でスキルを磨ききり、貯金もして奨学金を繰り上げ返済する。
ジャンプでの目標である、海外就職のため、英語を使う環境にあるグローバル企業に入る必要がある。
↑↓
ジャンプ
ステップで身に付けたスキルと英語力を元に、30半ばまでに海外就職!
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赤字の部分にご注目ください。各ステップのつなぎの役割を果たす部分です。
まず、荒削りながらもジャンプのイメージをする。ジャンプの状態になるためにホップの状態の自分に今欠けている部分を洗い出し、その欠けている部分をステップで身につける、というイメージです。
ジャンプの状態を全く考えずに転職し、ステップがブレると、ジャンプの状態に到達するのが遅れる、もしくは転職の回数を増やすことになってしまいます。
私の場合、現職⇨転職先候補⇨海外就職が繋がっているかを意識してました。2回目の転職で海外就職することを念頭に置いて、現職と海外就職との間にある今足りてないもの(英語での仕事経験、大規模開発でのQAスキル)が転職先で埋められるかを考慮し転職先を決めました。
まとめ
一手先まで考え抜いている人は、面接のやりとりでもブレません。
一つ先の転職活動を想定していることは、目の前の転職先の企業にとってもプラスになります。とりあえず入社して、ぬくぬく過ごそうと思っている人より、全力でその会社で成長する意欲を持った社員の方が組織で活躍してくれるでしょう。
どんな大企業でも一生面倒を見てくれるところはありませんので、明確な目標を持って転職活動を行いましょう。